2013年12月25日水曜日

天涯

初めて、沢木耕太郎氏のラジオ「天涯」を聴いてみた。Tokyo FMで毎年決まった日にだけ放送される。

文章のなかにある一歩引いた印象とは打って変わって、すごく饒舌な人だなぁと、前々から思っていたけれど、今回も良く喋っていた。旅や人生経験など、過去のことを話していることが多かったのだけれど、やはりその場その場でなにかを考えたりや感じたりして、なにがしかの感想に落とし込んでいる。
話そのものは特別なものというよりは、「ふぅん」といった感じものも多くて、特に素晴らしい結論、結末があるわけではないのだけれど、ここまで積み上げてきたものがあるから、言葉の重み、深みみたいなものを感じてしまう。たぶん同じことを別の人間が言ってもここまで聞き入ることは無いだろう。
意外と?リスナーは若い人が多かったように思う。就職活動中の大学生、新社会人…そんな人達と電話で会話を交わしていた。興味深かったのは、就活中の大学生に「面接のコツはなんですか?」と聞かれた時に、「話し相手に対して、すごく興味を持って接したり話しかけたりすること」と答えていたこと。氏曰く、インタビューのコツも同じだそうだ。何事にも、好奇心を持つ(ようなポーズ)をすることが大事なのだろうか。
もう一つ「どうすれば自分に自信が持てますか?」といった問いには「他人にほめてもらうこと」、「手を抜かないこと」という答えだった。氏はいわゆる「普通」の人生とは違った生き方をしているが、それも結局は手を抜かなかったからここまでやれてこれたのだ、と語っていた。その想いは、この番組の冒頭で氏が言っていた「in your own way」という言葉と、すごくマッチする感じがした。

とりとめのない感想だけども。

2013年12月23日月曜日

Tokyo Ska Paradise Ochestra 『Stand Out』 @ Drum Logos, Fukuoka-ken,Japan

−戦うように楽しんでくれよ−

初めてワンマンライブに行ってきた。スカパラは1、2回フェスで観る程度だったが、とても楽しい雰囲気だったのを覚えている。今回はたまたまライブがあるのを知り、鑑賞に至った次第である。生で音楽を聴くのは、実に1年半ぶりだ。

Drum Logosには開場の数分前に着いた。ここは、一度だけ前を通りがかったことがあるが、手作り感のある看板がなんとも良い味を出しているなぁという印象だった。今回もそれは変わらず、「東京スカパラダイスオーケストラ SOLD OUT」と、マジックで書かれている。物販を一見してみるが、Tシャツ、トートバッグ、それにCDやDVD…特に目新しさはない。ライブに行く度に、勢いでこういうものを買ってしまうと、部屋がTシャツやマフラータオルだらけになってしまう。

客層は、おそらく6:4か7:3で女性が多い。特に、自分よりも年上、親世代くらいの人も珍しくない。まぁ、自分が生まれるより前に結成された老舗バンドなのだから、なんら不思議ではないのだが、どんな雰囲気になるのだろうか。

開場後、中に入る。階段を上がり、ロッカーに荷物を突っ込みフロアーへ。天井が高く、床は4、5区画に分かれている。もちろん前に行くほど低くなっており、後ろまでの見やすさへの配慮がある。

ほぼ時間通りに開演。谷中さんの「戦うように楽しんでくれよ!」とのかけ声とともに演奏が始まる。フェスと違うなぁ、と感じたのはメンバー一人一人の個性を感じられたこと。バンドのライブって、なんとなくフロントマンやアジテイターが固定されていて、目立たないメンバーもいたりするものなんだけれど、スカパラにはそういう人がいない。メンバーが代わる代わる前線に出てきては、客を煽っていく。デキの良いサッカー選手のような印象だった。

さて、曲の批評とかするレベルの客ではないので、この辺りにしておく。Drum logosの評価だけをしておくと、終演後にアルコール提供ナシってのは、ないんじゃないか?せめて始まる前に教えてくれよ…。ライブ後の一杯が最高に美味いのに、サァ。

12/23

2013年が終わろうとしているのに、どうにも落ち着かないのは、それを受け入れられないということか?